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わたしの好きなスーパー

 毎日、生活するため、食べるためには買い物をしなければならない。
 生活必需品を買うために数日おきにスーパーマーケットに行く。
 自分が食べるものというのは、自分の血となり肉となるたいせつなもので、私自身は鉄分と食物繊維に注目して選ぶことが多い。けれど、やはり一番優先されるのは、楽しいとか美味しいとか食べたいとかいう感情である。それにいくらウニが好きだからと言っても毎日ウニを買うことはできないので、お財布の中身と相談することも必要になる。やりくりに知恵を絞り、うまくできたときは達成感も得られる。
 
 この生活に必要な物の買いもの(お金を払って物を得るという行為)は、私にとってささやかなストレス解消の蓄積になっているように思う。
 私の家の周辺や、仕事からの帰り道にはいくつかのスーパーがある。庶民的なお店から高級志向のところまでいろいろある。それぞれに特徴があるのでそのときの気分で行く店を決めている。
 一カ所にいつも行っていると飽きてくる。
 買いもの欲はじゅうぶんに満たされているのに贅沢なことかもしれない。
 急いでいるときは、商品の置き場所が頭に入っているので慣れた店がいいのだけれど、時間があるときはちょっと違う店に行ってみたい気分になる。必要な物を買う、という大義名分を背負って後ろめたさを感じること無く、いろんな店を訪れる。そして丹念に店中を見て歩く。
 
 ここ最近、今まで知らなかったふたつのスーパーを続けて発見した。発見したというのは実は言い過ぎで、ひとつは友人から教えてもらい、もうひとつは地元のテレビで知ったのだった。でも私にとっては大きな発見だった。
 どちらもとてもおもしろかった。商品の棚を見ているだけでわくわくしてくるのだった。
 私にとっておもしろいスーパーの条件というのは、
・大手スーパーのプライべートブランドの商品が置いていないこと
・地元の会社の製品を取り扱っていること
・店(商品発注者)のこだわりが見えること
などなどで、見たことの無い商品を発見するのが特に好きなように思う。
 
 旅先でもスーパーや道の駅に行くのがうれしくて、自分の感性に引っかかってくる物を見るとつい買ってしまう。
 マニアックでレアなもの、癖の強いものに惹かれる。繰り返すけれど値段も重要だ。
 すべてにおいてそういう傾向があるのだった。これは生涯変わらないと思う。

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